新潟県内では唯一、ZEHビルダー評価制度で6つ星評価を得た西脇建設(新潟県妙高市)は今年5月、新社屋の建設に合わせ、電気自動車(EV)の充電スタンドを敷地内に新設した。また、社屋もHEAT20・G2レベルの躯体に太陽光パネルを載せてゼロエネ化し、V2H設備も設置。社長の西脇直也さんは「未来に負の遺産を残さない」ためにも、ZEHとEV双方の普及に力を注いでいる。
同社のEV充電スタンドは、妙高地域では初の急速充電タイプ(90kW)。新潟県内でも2例目だという。一般的なV2H(6kW前後 )、自動車ディーラーやパーキングエリアのスタンド(40~50kW)に比べ充電が短時間で済み、10分程度で100km程度は走れるだけの充電ができる。
充電料金は1kWあたりおよそ25円。ガソリンの3分の1から4分の1の価格で、ガソリン車と同等の距離を走行できる。平日は2~3台、休日には1日6~7台が、充電のために同社のスタンドを訪れている。
設置には高圧電力の引き込みや、消防法への・・・
この記事は新建ハウジング10月10日号 5面(2022年10月10日発行)に掲載しています。
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