日本デザイン振興会(東京都港区)は10月7日、グッドデザイン賞の2022年度受賞結果を発表した。
今年度は、記録的な増加となったという昨年と同水準の5715件の審査対象の中から1560件が「グッドデザイン賞」に選ばれた。受賞企業数は1131社だった。受賞対象には、これからの時代のモデルとなるデザインとして高い評価を得た「グッドデザイン・ベスト100」の100件、さらにその中から選ばれた「グッドデザイン金賞」20件、「グッドフォーカス賞」12件が含まれている。また、人々から10年以上の長きにわたり支持されてきた商品などのデザインに贈られる「グッドデザイン・ロングライフデザイン賞」受賞21件も発表した。
住宅・建築関連では、戸建てリノベーション[HOWS Renovation「国立の家」]リビタ(東京都)、住宅[バウマイスターの家]網野禎昭(静岡県)+平成建設(静岡県)+宮田構造設計事務所(東京都)、サービス付き高齢者向け住宅[銀木犀]シルバーウッド(千葉県)が、グッドデザイン賞金賞を受賞。フローリング「ライブナチュラルプレミアム」朝日ウッドテック(大阪府)がロングライフデザイン賞を受賞した。各賞受賞作品の詳細はこちら。
今年度のグッドデザイン賞は、「意見と交響」をテーマに作品を募集。11月初旬まで受賞プロモーション・イベントを開催し、11月1日の「大賞選出会」にて最高賞「グッドデザイン大賞」を決定する。大賞は、「グッドデザイン金賞」の中からファイナリストとして選ばれた5件の中から選出される。ファイナリスト作品の詳細はこちら。
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