日本ウッドデザイン協会(東京都港区)は10月6日、「ウッドデザイン賞2022」の受賞作品188点を決定した。応募総数330点の中から、書類審査と審査委員会による審査を経て選出された。
第8回となる今回は、昨年11月に同協会が設立されたことも踏まえリニューアルを実施。SDGsなど、時代のニーズに合わせて3部門の審査ポイントを刷新したほか、技術・建材分野、調査・研究分野を設けて5分野に拡充した。最優秀賞はこれまでの「農林水産大臣賞」に、「経済産業大臣賞」「国土交通大臣賞」「環境大臣賞」が加わり、最も優れた作品4点に各大臣賞が授与される。審査委員長はプロジェクト・デザイナーの赤池学氏、統括審査委員は建築家の隈研吾氏など、各分野の最前線で活躍する専門家がつとめる。
今後は、ウッドデザイン賞を受賞した188点の中から最終審査を行い、最優秀賞(各大臣賞)、優秀賞(林野庁長官賞)、奨励賞(審査委員長賞)を選出し、11月9日に発表する。
表彰式は、12月7日に「エコプロ2022」(東京ビックサイト・東ホール)特設ステージにて開催。最優秀賞の受賞者と審査委員が登壇する記念シンポジウムも予定している。
受賞作品一覧はこちら(PDF)。
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