アサノ不燃(東京都江東区)は、発泡ウレタン断熱材を不燃化する技術を開発したと発表した。
特許技術を使い、表面に新開発の処理液を塗布することで、発泡ウレタンの不燃化を実現。不燃処理をほどこした発泡ウレタンと未処理の発泡ウレタンを比較する燃焼実験動画を公開した。未処理のものは引火しやすく、大量の煙とともに炎を上げて燃焼するが、処理済みのものは着火せず、煙・有害ガスを発生することもない。実験動画はこちら(音が出ます)。
同社は、この不燃処理技術によりコストを約5割削減できるとし、不燃処理技術・ノウハウを事業化する方針という。
左:無塗布の発泡ウレタン
右:処理液を塗布した発泡ウレタン