パッシブ型アシストスーツを手掛ける、アルケリス(神奈川県横浜市)、イノフィス(東京都新宿区)、加地(島根県仁多郡奥出雲町)、ダイドー(大阪府河内長野市)の4社は、様々なタイプのアシストスーツを試すことができる体験会をパッケージ化し、要望に応じて全国で開催していくと発表した。開催期間は12月26日まで(延長の場合あり)。
アシストスーツは、パワーアシストスーツなどとも呼ばれることがある、人が装着し動作補助を行う製品の総称。高齢化や人手不足の問題が一層深刻化してきた2019年ごろより多くの企業がアシストスーツ事業に参入してきたが、そういった流れとは裏腹に、市場予測ほどは普及が進んでいない現状がある。理由としては「様々な種類が市場に投入されており、自社の課題に合致したアシストスーツが見つけられない」、「体験できる場所がなかったり、1社1社デモンストレーションの場を持つように交渉するのは、時間と手間がかかる」などが挙げられる。こういった状況を背景に4社は、「まずは気軽にアシストスーツを試す機会を持ってもらいたい」、「アシストスーツの可能性を知って欲しい」との想いが一致し、企業間の垣根を超えた企画の立ち上げに至ったという。
開催場所は、全国の商工会・商工会議所や、業界団体を想定。体験会では、各社のプレゼンやアシストスーツ活用のポイントレクチャー、装着体験が行われる。原則無料だが、東京都及び大阪府より片道200km以上を目安としたエリアでは交通費の負担が必要。
以下の募集ページから申し込みを受け付けている。
https://daydo.my.canva.site/assist-taiken
住宅ビジネスに関する情報は「新建ハウジング」で。試読・購読の申し込みはこちら。