大東建託(東京都港区)は、全国の8営業エリアにおいて、10月5日からLCCM基準を満たす賃貸集合住宅の新商品「NEW RiSE LCCM(ニューライズ エル・シー・シー・エム)」の販売を開始する。
LCCM住宅は、建物の建築時、使用時、解体時のCO2排出量の削減と、太陽光発電の創エネルギーによるCO2排出の削減効果によって、建物のライフサイクルにおけるCO2の収支をマイナスにする住宅。同商品は、ZEH Oriented基準を標準にした5月発売の賃貸集合住宅商品「NEW RiSE」をベースに、断熱性能強化や太陽光発電による創エネなど、環境性能を向上して開発した。
高断熱構造やバイオマス熱源による乾燥木材の使用によって省エネ・省CO2を実現。片流れ屋根による太陽光発電の発電効率向上と資材の高耐久化による建物修繕サイクルの長期化でCO2を抑制する。同社によるとLCCM基準を満たす規格型の賃貸集合住宅商品は国内初。
販売地域は、北関東・関越、西関東、東関東、東海、西首都圏、南首都圏、中京、中部の8営業エリア。木造2×4工法。2022年度の販売目標は50棟。
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