日本住宅リフォーム産業協会(JERCO、東京都中央区)は10月4日、災害時における復旧リフォーム工事において、全日本災害住宅レジリエンス協会(JRD、東京都中央区)と包括連携協定を締結したと発表した。
災害時に罹災した住宅は速やかな復旧が望まれるものの、応援体制の未整備や職人不足などが早期復旧を遅らせていた。JERCOは、今回の協定で被災住宅の応急措置対応や損害調査をはじめ復旧工事活動に邁進するJRDと連携することができ、早期復旧が期待できるとする。
具体的には、被災地域へのリフォーム事業者や専門業者の派遣、地元リフォーム事業者への応援やサポートを通じて、災害時における被災者の早期救済を加速させる。JRDでは、災害を利用して保険等の不正請求をしたり 強引な勧誘や高額な契約を強要する悪質事業者の排除にも寄与するとしている。
また、今後は平常時においても損害保険の工事や調査補助などで連携していく。
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