ウェーブハウス(岡山市)関連会社のネットデータ(岡山市)と不動産・住宅情報サイト「LIFULL HOME’S」を運営するLIFULL(東京都千代田区)がこのほど、業務連携を発表した。これにより、LIFULL HOME’Sはクライアント企業に対し、自社ポータルサイトを通じた集客支援に加え、ネットデータが提供する「土地BANK」による営業支援を新たに始める。全国の最新売買物件・過去売買物件情報・周辺地価・防災情報など不動産関連情報を地図上に表示する営業支援ツール「土地BANK」を通じて、住宅・不動産業界の業務効率化・売上アップを支援する。
近年、土地を所有していない住宅一次取得層や、土地価格の高騰によって土地探し・土地購入が進まないエンドユーザーが増加。住宅関連企業では、エンドユーザーへの「土地情報の提供」サポート業務や土地購入の意思決定を促す「土地付け」営業業務の必要性・重要性が高まっている。両社は今回の業務提携によって、住宅・不動産業界のDX化・不動産流通網のシームレス化に取り組んでいく。
「土地BANK」は「土地なしの顧客の受注率が飛躍的に上がる」として、2021年には注文住宅・分譲住宅を供給する企業など100社以上が導入。不動産売買仲介を行う企業の導入実績も増えており、現在350社以上が利用している。
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