不動産情報サービスのアットホーム(東京都大田区)は9月26日、同社の不動産情報ネットワークで消費者向けに登録・公開された首都圏新築戸建ての8月の価格動向を発表した。
首都圏全体の平均価格は4423万円で、前月比0.5%上昇。8エリア全てで10カ月連続前年同月超えとなり、上昇傾向が継続している。前月比では、さいたま市をのぞく、東京都(23区/都下)、神奈川県(横浜市・川崎市/他)、埼玉県他、千葉県(西部/他)の7エリアで、2017年1月以降最高額を更新した。
エリア別では、東京23区、都下、横浜市・川崎市が前年同月比10%以上の上昇率となった。これは、23区で7000万円以上、都下で5000万円以上、横浜市・川崎市で6000万円以上の物件の割合が増加したことが要因となっている。平均価格指数は千葉県他が120.7となり、東京23区、さいたま市、千葉県西部に続き4エリアで120を超えた。
住宅ビジネスに関する情報は「新建ハウジング」で。試読・購読の申し込みはこちら。