PHIJP(東京都港区)は、2022年度「CPHC養成講座」の受講生募集を開始した。PHIUS(米国パッシブハウス研究所)が開発した専門家育成プログラムで、地域の気候にあわせたパッシブハウス設計・施工の実践を、基礎編・応用編(全26回)の講習で学ぶことができる。
基礎編では、建築科学をベースに、パッシブハウス外皮や断熱性能、設備、換気など、パッシブハウスの基礎知識を全14回のオンデマンド型ビデオ講習で学ぶ。
応用編では、欧米で標準のエネルギー計算ソフト「WUFI Passive」を使い、実際にモデル建物をプランニング。全12回のオンライン講座(Zoom)で、パッシブハウス基準をクリアするための実践的なテクニックを学ぶ。応用編終了後は、学科テスト(オンライン)・実技テスト(レポート)を実施し、合格者にはPHIUSから認定証が授与される。
講師は、同法人理事でCPHCトレーナーの岡田さよ氏と北嶌いずみ氏。アメリカでの豊富な経験と実例を示しながらわかりやすく解説する。
基礎編はいつでも申し込み・受講開始が可能。応用編は2023年1月から毎週1回開催。12月末までに基礎編の受講を完了する必要がある。受講費用(基礎編・応用編合計)は、一般16万円、会員14万円、学生4万円。別途テスト費用が必要。
詳細、申し込みはこちらから。
同法人はPHIUSとのパートナーシップにより、2021年から日本語版CPHCの提供が可能となった。
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