国土交通省が8月29日に公表した今年4月の全国の住宅総合指数は、2008年度平均を100として、前年同月比1.9%減の91.9だった。土地・建物付き土地は同2.7%減の89.0、マンションは同1.9%増の106.8だった。
東北地方は、総合指数が4.2%増の96.4、土地・建物付き土地は3.9%増の95.0だった。マンションはサンプルが少ないため参考値扱いだが12.3%増の118.6だった。
マンション指数は、いずれのブロック、都市圏も100を上回っているのに対し、土地・建物付き土地の指数はいずれも100を下回っていた。
この指数は、不動産価格の国際的な動向をタイムリーに把握することを目的に、国際指針に基づいて開発されたもの。全国のほか、9つに分けたブロック、三大都市圏別の指数を毎月公表する。
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