国土交通省は9月21日、省エネ・省CO2に関する先導的な技術を導入した住宅・建築物のリーディングプロジェクトを支援する2022年度第1回「サステナブル建築物等先導事業(省CO2先導型)」の採択プロジェクト5件を決定した。
今回は8件の応募があった。採択された5件はすべて一般部門で、建築物(非住宅)の新築が3件、戸建住宅の新築1件と改修1件が先導事業にふさわしいと評価された。中小規模建築物部門の応募は無かった。
応募のうち、一般部門での優先課題への対応件数は、▽エネルギー融通・まちづくり1件、▽省CO2と健康性・快適性等の向上7件、▽非常時のエネルギー自立と省CO2の両立6件、▽省CO2推進と復興0件、▽地方都市等への波及・普及5件――だった。
応募プロジェクトを評価した評価委員会によると、今回の応募では、地方都市におけるプロジェクトが数多く提案され、雪利用や沖縄でのZEH住宅への取り組みの広がりが見られた。また、取り組みが遅れている既存住宅の性能向上に関する提案もが見られたという。
採択プロジェクトはこちら(PDF)。
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