厚生労働省は9月16日、2021年人口動態統計(確定数)の概況を取りまとめ、公表した。出生数は明治32年の調査開始以来最少、出生数と死亡数の差を示す自然増減数は15年連続の減少。また、婚姻件数も戦後最少となった。
出生数は81万1622人で、前年より2万9213人減少。明治32(1899)年の人口動態調査開始以来最少となった。一方、死亡数は143万9856人で、前年より6万7101人増加し、戦後最多。自然増減数は△62万8234人で、前年より9万6314人減少。自然増減数は15 年連の減少となった。
婚姻件数は50万1138 組で、前年より2万4369 組減少し、戦後最少。婚姻率(人口千対)は4.1で前年より0.2ポイント低下した。離婚件数は18万4384組で、前年より8869組減少、離婚率(人口千対)は1.50で前年より0.07ポイント低下した。
出生率(人口千対)は6.6で前年比0.2ポイント低下。合計特殊出生率は1.30で前年比0.03ポイント低下した。死亡率(人口千対)は11.7 で前年より0.6ポイント上昇。自然増減率(人口千対)は△5.1 で前年の△4.3 より低下し、実数とともに15 年連続で低下した。
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