厚生労働省は今年3月に大学や高校などを卒業して就職を予定していた人のうち、内定取消しとなったり、入職(入社)時期が延期(繰下げ)となった人の状況(2023年8月末現在)を取りまとめ、9月16日に公表した。
内定取消しを行った事業所は 27 事業所、内定取消しとなった新卒者は 50人で、このうち新型コロナウイルス感染症の影響と考えられるものが、8事業所29人。建設業は5事業所が内定取り消しを行い、6人の新卒者が内定取り消しとなった。このうち新型コロナの影響と考えられるものが1事業所1人だった。
この数字は、新卒者を雇い入れようとする事業主等が内定の取消しや入職時期の繰下げを行う場合にハローワークに通知した内容を集計したもの。入職時期繰下げは該当が無かった。
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