三協立山 三協アルミ社(富山県高岡市)は9月、集合住宅の窓を断熱化できるビル改修専用のアルミ樹脂複合サッシ「Grows(グラウス)-R」を発売した。
室内側に樹脂を使うことで断熱性能H-5(2.33W/m2・K以下)、独自の下枠構造や立ち上がりを大きくして室外側への排水を可能にすることで水密性能W-5(500Pa)を実現。このほか、耐風圧S-5(2400Pa)、気密A-4、遮音T-1を確保した。また、有効開口を高さ37mm、幅40mm大きくすることができる。
施工は、既存サッシ下枠のレールをカットし、その上から新設サッシ枠を取り付ける「カバーⅡ工法」を採用。通常のカバー工法と比べるとシーリングが不要なり、1窓につき半日~1日程度で施工が完了できるとする。
窓種は、引違い窓2枚建、FIX窓 内押縁。引違い窓には、窓を閉めたまま換気ができる「フィルター付換気かまち」をラインアップした。
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