地盤ネット(東京都中央区)は、地盤基礎仕様判定方法、地盤基礎仕様判定システムおよび地盤基礎仕様判定プログラムについて特許を出願したことをこのほど発表した。
同社の解析手法、地盤基礎仕様の判定方法は、長期許容支持力と、建築物の荷重による圧密沈下量と、複数の側点における圧密沈下量の差に基づく傾斜角とに基づいて地盤の強度を解析するほか、地盤の周辺状況や造成状況などのロケーション条件に基づくロケーション解析を行って、建築物に適した地盤の基礎仕様を判定するもの。
同特許の出願により、中立な第三者的立場で地盤の強度を解析し、適切な基礎仕様を判定することにより、本来、不必要な地盤改良工事を減らすほか、無駄なコストや環境への負荷の低減を期待できる。
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