新潟県内の建築・住宅業界の関係者などでつくる学びと交流のコミュニティー・住学は8月24日、同月上旬に同県北部を襲った豪雨災害を受け、住宅被害の復旧方法について学ぶセミナーをリアル会場(新潟市)とオンラインのハイブリッドで開いた。
今回、実際にあった住宅被害の実例について情報を共有。また、東日本大震災の際に大規模な液状化による被害が起きた千葉県浦安市で、同市からの要請を受けて現地に赴き、被災住宅の沈下修正工事に奮闘した曳家岡本(高知県高知市)代表の岡本直也さんを講師として招き、災害によって傾いてしまった住宅の修復方法について理解を深めた。
被害の実例については、同豪雨災害により村上市内のOBの住宅が浸水や傾きといった被害を受けたオーガニックスタジオ新潟の相模稔さんが解説。平屋に近いロフト付きの約22坪のコンパクトな住宅の一部が浸水すると同時に、流れ出てきた水に浮いたことにより傾いてしまった状況を写真を交えて説明した。相模さんは・・・
この記事は新建ハウジング9月20日号 15面(2022年9月20日発行)に掲載しています。
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