9月20日発行の「新建ハウジング」トップ記事は、国土交通省の2023年度概算要求にフォーカスします。国交省は一般会計で 6兆 9280億円(前年度比118%)を要求しました。「強靭な国土づくり」「グリーン、デジタル等への重点投資」「分散型国づくり」-の3点が柱です。2050年脱炭素に向けた住宅・建築物の省エネ化や木材利用の促進に引き続き重点が置かれ、多くの制度で支援内容の拡充を図っています。
今号から、工務店・住宅業界の未来について語る新企画「HOPE-工務店のミライ」がスタートします。今回登場するのは住宅ブランド「LIFE LABEL(ライフ レーベル)」「Dolive(ドライブ)」で340社を超えるFCネットワークの主宰を務めるBETSUDAI Inc. TOKYO・CEOの林哲平さん。本紙発行人・三浦祐成との対談では、商品戦略や暮らし提案、マーケティング戦略などについて言及。既存の手法にとらわれないクリエイティブの必要を述べました。
連載「一寸先は闇!トラブル防げ!工務店ケーススタディ」では、『近隣住民との関係におけるトラブル』を取り上げます。内装工事に着手したばかりのリフォーム現場で作業していたところ、近隣住民から「いつまで工事をやっているんだ!」とクレームがきた事例。現場監督によると「向こう3軒両隣には挨拶に回った」といいますが、その範囲に大きな落とし穴がありました。トラブルを未然に防ぐためのポイントと合わせて紹介します。
そのほか、梶原建築(山梨県富士吉田市)が、2019~2021年に取り組んだリノベーションで、太陽光で発電した電力だけで工事することにチャレンジした事例や、住宅ブランド「BESS」をFC展開するアールシーコア(東京都渋谷区)が、新しい暮らし方として提案する小屋×平屋×ログハウスの「平小屋」を詳報します。
住宅ビジネスに関する情報は「新建ハウジング」で。試読・購読の申し込みはこちら。