ハウスメーカー各社が9月13日までに発表した8月の戸建て注文住宅の受注速報値(積水化学工業のみ棟数ベース、旭化成ホームズは集合も含む)は、12社中11社が前年割れとなった。その内9社が2ケタ減と大幅に減少した。前年同期が好調だったメーカーが多かったこともあるが、それ以上に減少幅が大きく、6月以降その傾向が顕著になってきている。11社でマイナスとなったのは、初めての緊急事態宣言で集客や営業に大きな影響が及んだ2020年5月以来。
対前年期月比の増減率▽受注額ベース▽積水化学工業のみ棟数ベース▽旭化成ホームズは集合も含む▽累計は各社の会計期の期初から。決算月は積水ハウス1月、ヤマダホームズ2月、タマホーム5月、日本ハウスHD10月、住友林業・ヒノキヤグループ12月、その他3月。日本ハウスHDは累計非公開