不動産評価サイトのTAS-MAPを運営するタス(東京都中央区)は、2012年8月の首都圏版の賃貸住宅市場レポートにおいて「年齢別人口分布から見た埼玉県の住宅市場の変化」を掲載した。
それによると、埼玉県の民間借家における65歳以上の世帯は約5万世帯。平均寿命から推定して5年以内に約1万戸、10年以内に約2万戸、15年以内に約3万戸、20年以内に約5万戸の空き室が発生する可能性があると指摘した。また団塊世代の約2.5万戸がすぐ後に続いているため、25年以内には7.5万戸の空き室が出る可能性があるとする。
住宅ビジネスに関する情報は「新建ハウジング」で。試読・購読の申し込みはこちら。