日本は今後も海外から木材調達することが可能なのか。全世界から大量の木材を調達する「木材輸入大国」だった日本ですが、ここにきて情勢が一変。最盛期年間2000万㎥以上が合板用や建築用に輸入された東南アジア産と、年間600万㎥規模で輸入されたロシア産丸太は、ほぼゼロに。一体何が起こっているのか、最新の外材事情をリポートします。つくり手と住まい手が一緒に読む高断熱住宅がテーマの住宅雑誌『だん』からは、①雨漏り②内部結露③工事中の雨濡れ―3つのリスクを紹介。神戸睦史さんには雨漏りリスクを解説いただきました。
木材事変!正念場を迎えたカナダ産SPF2×4製材
日本は今後も海外から木材調達することが可能なのか―。戦後、1ドル360円の為替固定相場制の時代も含め、全世界から大量の木材を調達し木材輸入大国となった日本だが、情勢が一変している。引き続き外材丸太では米加、ニュージーランド、外材製材では欧州、米加、ロシア、チリなどからまとまった数量が輸入されているが、かつてのような日本に外材が集中するという時代は遠い昔のこととなりつつある。・・・続きはこちら
ウッドファイバーが10月末で木質繊維断熱材製造を終了
ナイス(神奈川県横浜市)の100%子会社であるウッドファイバー(同、田原武和社長)はこのほど、同社苫小牧工場で行っている木質繊維断熱材の製造を今年10月31日で終了するとともに、12月1日付でナイスの100%子会社であるスマートパワー(神奈川県横浜市、福田健作社長)を存続会社としてウッドファイバーを吸収合併することを取引先に伝えた。9月30日で原材料仕入れ及び新規受注を終了する。ただ・・・続きはこちら
【神戸睦史】住宅リスクに備えよ 「軒ゼロ住宅が危ない」
人生100年時代=住宅を長く使う時代。長く使うほど財布と環境へのメリットも大きくなるため、住宅寿命を伸ばすことが大事です。木造住宅の場合、構造に使う木・木質材料をいかに腐らせないかが住宅寿命を左右します。ここでは木の腐朽の観点から構造の耐久性・住宅寿命を考えます。・・・続きはこちら
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