買えるなら「持ち家」がいい
まず大前提として、住まいやお金に対する考え方、価値観は人それぞれなので、賃貸と持ち家どちらを選ぶかは基本的にその人次第であり、どちらかを一方的に否定したり批判したりするつもりはないことをご理解ください。賃貸には賃貸の、持ち家には持ち家のメリットがあります。
そのうえで、最初に私なりの結論をお話ししておきます。「買えるなら持ち家がいい」これが私の答えです。
日本が独特!?欧米では持ち家は「資産」
そもそも、賃貸と持ち家のどちらがいいか?という対立構造自体、日本特有のものかもしれません。
たとえばアメリカだと、ニューヨークなどの大都市を除けば、お金がある人は持ち家、ない人は賃貸と二極化しており、両者が同じ土俵に上がることはありません。アメリカ人の多くは18歳くらいになったら家を買って独立し、そこに手を加えて資産価値を高め、ライフステージに応じて平均して7年おきに家を買い替えると言われています。また、ヨーロッパでは、何世代にも渡ってリフォームを繰り返しながら家を住み継ぐことで資産価値を形成し、子や孫の暮らしを豊かにするという考えが根付いている国がいくつもあります。
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株式会社ラクジュ 本橋哲幸さん
株式会社ラクジュ代表取締役。一級建築士。不動産コンサルティングマスター。相続士。
住宅の資産価値を長くローコストで維持できる世の中をつくりたいという想いのもとYouTube「ラクジュ建築と不動産」を運営、チャンネル登録者数は7.1万人にのぼる
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