国土交通省は8月24日、住友林業と東日本ハウスが施工した準耐火建築物の木造住宅で建築基準法違反が判明したと発表した。いずれも大臣認定の仕様と異なる仕様で施工されていたもの。今回違反が判明した物件以外にも住友林業で1437件、東日本ハウスで227件について、同様の違反の疑いがあるという。
不適合施工の内容は、ねじの種類の不適合や、同縁の未施工など。
今回の違反は、アキュラホーム(6月5日公表)、住友林業(8月10日公表)で相次いで違反が見つかったことを受け、国交省が2社が所属する日本木造住宅産業協会に対して、会員会社への調査を要請し明らかになった。国交省は木住協に対し、会員への調査をあらためて要請した。
住宅ビジネスに関する情報は「新建ハウジング」で。試読・購読の申し込みはこちら。