積水ハウス(大阪市北区)は9月8日、2023年1月期第2四半期の連結決算を発表した。第2四半期連結累計期間における戸建住宅事業は、売上高1792億9300万円(前年同期比7.3%増)、営業利益205億6100万円(前年同期比1.1%増)となり、好調な受注と工事の進捗が寄与して増収となった。
高付加価値提案を行い、中高級~高価格商品の拡販に注力した。大空間リビング「ファミリー スイート」、ZEH「グリーンファースト ゼロ」、次世代室内環境システム「スマート イクス」、昨年発売した間取り連動スマートホームサービス「PLATFORM HOUSE touch」が好評だった。
リフォーム事業の売上高は828億4400万円(前年同期比3.9%増)、営業利益は140億7800万円(前年同期比6.2%増)だった。戸建て住宅では、「ファミリー スイート リノベーション」などの提案型リフォーム、「いどころ暖熱」や創エネリフォームといった環境型リフォームが好評で、大規模リフォームの受注割合が拡大した。
2023年1月期第2四半期の連結業績は、売上高1兆4236億円(前年同期比16.3%増)、営業利益は1464億円(前年同期比33.5%増)、経常利益は1476億円(前年同期比32.6%増)、四半期純利益は1040億円(前年同期比43.4%増)。
連結業績予想は、好調な業績進捗に加え、国内外の住宅事業の足元の状況を鑑みて、今年3月に発表した計画から上方修正した。
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