三菱UFJ信託銀行(東京都千代田区)と国際航業(東京都新宿区)は、気候変動対応の情報開示に関する企業支援を目的に協業を開始した。
これにより、三菱UFJ信託銀行は、TCFD(気候関連財務情報開示タスクフォース)開示における物理リスク(豪雨や土砂災害など、気候変動による災害などにより顕在化するリスク)に繋がるソリューションとして、国際航業の「立地診断レポート」を提供するサービスを開始する。
立地診断レポートは、企業の自社拠点だけではなくサプライチェーン上の施設を含めた特定地点における浸水や土砂災害などの自然災害リスクを可視化し評価する総合的なレポートとなる。立地診断レポートによる災害リスク評価結果をうけて、三菱UFJ信託銀行は、サステナビリティ開示・エンゲージメント支援サービスや不動産の移転・集約など不動産コンサルティングサービスを、国際航業は、専門技術者による災害リスク分析から対応策の防災コンサルティングまでを提供する。
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