小規模工務店にはニッチ層を意識した建物の個性化と、その内容をウェブコンテンツ化して見込み客の教育と選別を行うことが不可欠。コンテンツのテーマを間取りに広げたのが千葉県長生郡で活動する社員2名の工務店・菅沼建築設計だ。その取り組みについて代表の菅沼悟朗氏に聞いた。
ポイント① 小規模工務店の営業セオリー
◉社員5名以下の小規模工務店の営業で重要なのは明確な差別化と顧客選別だ。この規模の工務店は社長などの中心人物がすべての業務に関わる。営業に割ける時間が限られている
◉小規模工務店は建物を個性化してニッチ客に特化。その特徴をコンテンツ化して見込み客を教育。その上で見込み客をふるいに掛け、ニッチ客以外から問い合わせがこないようにする。同社もその方針を踏襲している
➡これが小規模工務店の営業の大原則。そのためのツールが自社のウェブに置いたブログなどのコンテンツだ
ポイント② 全般Q&Aは見込み客の教育と絞り込みに手応え
◉顧客選別の効果が最も高いのがQ&A。質問は一般的なのに回答に工務店の特徴が現れるので、取り組みの個性が伝わりやすい。見込み客の求めている家を提供する工務店か否かが伝わりやすい
➡前述したように同社は・・・・・
続きは、『新建ハウジング別冊・月刊アーキテクトビルダー9月号(2022年8月30日発行)/超ときめきプラン術』P.34~でご覧ください。
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