鈴与商事(静岡市)、ENEOS(東京都千代田区)、静岡ガス(静岡市)は9月1日、静岡市における太陽光発電の自家消費支援事業を行う合弁会社「清水ソーラーエナジー」(静岡市)を設立し、事業を開始したと発表した。代表者はENEOSリソーシズ&パワーカンパニー電気事業部長の川副徳太郎氏。
新会社は、顧客の住宅、店舗等の屋根に初期費用ゼロ円で太陽光発電設備を設置。発電した電気を顧客に供給するほか、余剰電力を固定価格買取制度によらず販売し、静岡市で地消する電源として活用する。3社はそれぞれ合弁会社の取次店として営業や契約締結などの窓口業務を行う。
静岡市が設立予定の「脱炭素先行地域推進コンソーシアム」に参画し、同市における再生可能エネルギーの普及を促進することで、地域の脱炭素社会の実現に貢献するとしている。
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