国土交通省は9月14日から、本年度の「住宅エコリフォーム推進事業」の募集を開始する。住宅ストックの省エネ化推進のため、住宅をZEHレベルの高い省エネ性能へ改修する取り組みに対して支援する。
対象事業は、①省エネ診断、②省エネ設計等、③省エネ改修(建替えを含む)――で、9月1日以降に契約し事業者登録後に工事着手したもの。
対象工事は、開口部、躯体等の断熱化工事、設備の効率化に係る工事。▽設備の効率化に係る工事については、開口部・躯体等の断熱化工事と同額以下、▽改修後に耐震性が確保されること(計画的な耐震化を行うものを含む)、▽2024年度末までに着手したもので、改修による省エネ性能がZEHレベルとなるもの――としている。
補助率は①②は民間実施1/3、公共実施1/2、③は民間実施:戸建住宅等11.5%、マンション1/6、公共実施11.5%。補助限度額(11.5%の場合)は戸建住宅51万2700円/戸、共同住宅2500円/m2――となっている。
事業者登録・交付申請受付開始は9月14日。デジタル庁が運営する補助金電子申請システム「jGrants」を利用する。そのため、事業者登録の前に「GビズID」の取得が必要(取得には約2週間かかる)。
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