一般財団法人住まいの学校(理事長:伊藤滋東京大学名誉教授、東京都新宿区)は9月1日、首都直下型地震や東南海地震に備え「体験したから伝えられる知恵103『震災のときあったらいいもの手帳』」を発刊する。
阪神淡路大震災を体験した主婦が暮らしのなかで気付いたお役立ち情報に、東日本大震災後の最新情報を加えたもの。ツイッターで発信した内容を再編集し、そこに同学校の「チーム住まいと暮らし」が独自に取材した情報やチェックリストを加えている。
主婦ならではの目線と実体験が豊富に盛り込まれて実用的。「ホイッスル」「マヨネーズ」「おしゃぶり昆布」など、平常時の生活からは気付かないアイテムの紹介も多い。どこにでも持ち運べる手帖大のハンディサイズで、緊急時の連絡先などを書き込めるメモ欄も。
2色刷り128頁、価格777円(税込)。利益の一部を「あしなが育英会」の東日本大地震・津波遺児募金に寄付する。問い合わせは同学校電03・6304・5126まで。
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