東栄住宅(東京都西東京市)は8月31日、フィリピンで不動産事業を手掛けるPrime Eastern Spring Holdings(PESH社)との合弁会社Chan-Toei Properties(CTP社)が、分譲住宅「HANA Garden Villas(ハナ・ガーデン・ビラス)」の販売を9月1日から開始すると発表した。同社にとって海外進出初の分譲住宅プロジェクトとなる。
各住宅の区画面積は144~230m2、床面積約210~300m2で、間取りは2階建て3LDK~3階建て4LDK。専用庭と2~4台の駐車スペースを備え、二重床と配管シャフトにより設備配管を躯体に埋め込まないシステムを採用。現地の有名デザイナーや技術者のほか、街区デザイン・住宅企画に同社技術者が加わるなど、計画過程から両国の文化の調和を意識し、ものづくりにこだわった企画となっている。第1期35戸・総計画戸数128戸。
計画地ラグナ州カブヤオ市は、ビジネスの中心地マカティ市やニノイアキノ国際空港から約1時間でアクセス可能。隣接地にはPESH社が手掛ける複合商業エリアが開発予定となっている。総面積約4.1ヘクタールの分譲住宅地では、地中埋設で無電柱化を図り、スイミングプールやジム、集会所などを備えたクラブハウスや複数のポケットパークを計画している。
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