タカショー(和歌山県海南市)グループ会社のGLD-LAB.(鳥取市)は8月29日、住宅事業者やリフォーム事業者を対象とした会員制の外構提案サポートサービス「GLD-LAB.デザインネットワーク」を設立した。スピーディーかつスムーズに家と庭・エクステリアの提案・販売を進めたいが、リソースやスキルの問題で実現できないという住宅事業者に対応したもので、同社が得意とする、AR/VR/MRなど、XR・メタバース技術といった最先端技術を活かし、住宅や外構の価値をリアルに体験できる販売サポートサービスを展開していく。
「外構設計サポートサービス」では、会員限定サイト「そとサポ」を提供。住宅スタイル・敷地面積からユーザーの要望に合わせた外構費用・外構カラーなど条件を選択するだけで、おすすめの外構プランの候補を検索することができる。また、お気に入りのプランを敷地に合わせて調整配置する「フィッティングサービス」や、「そとサポ」の提案プランを参考にオリジナル外構を設計する「外構プランニング」なども会員限定価格で提供する。
「販売促進サポートサービス」では、実案件の販売だけでなく住宅事業者の販売促進活動もサポート。物件を建てなくても街並みや時間、季節の変化を体感できる高クオリティの「住宅パース動画制作サービス」や、ユーザーが住宅パース内を自由に内覧可能な「VR制作サービス」などを提供する。リモートでの営業や、ホームページ上の販売促進ツールとしても活用可能。
そのほか、モデルハウスを対象に「家」と「庭」が融合した空間提案を行う「モデルハウス 外構プランニング」を会員価格で提供。外構とセットで展示することで、物件全体の付加価値を高め、競合他社との差別化ポイントとしても訴求できるとしている。5th ROOM(お庭のリフォーム)提案サービスでは、既存住宅や買い手がつかない分譲住宅の外構リフォームをサポート。販売促進ツールとして、スマートフォンのカメラ機能を使って仮想空間上に実寸大のアイテムなどを表示させるWEB ARサービスも用意している。
「GLD-LAB.デザインネットワーク」説明会を、9月20日、11月21日に東京国際フォーラムにて開催。参加費無料。会員のメリットや特典など、サービスの詳細を説明する。
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