新建ハウジング最新8月30日号は東京都の「太陽光設置義務化」を特集します。
都は、カーボンニュートラルの実現を目指して制度の見直しを進めています。脱炭素に向けた施策の一つである「太陽光の設置義務化」。このほど、2030年CO2排出量50%削減に向けた条例・制度改正の基本方針案がまとまり、 ハウスメーカー等が供給する住宅にも一定量の再エネ導入を求める「建築物環境報告書制度」(仮称)が新設される見通しとなりました。基準に適合した断熱・省エネ性能、再エネ設備などの設置が義務付けられるものです。中小工務店にはどういった影響があるのでしょうか。都環境局・気候変動対策部の担当者に話を聞きました。
事例ニュースでは、エコワークス(福岡市)の天然乾燥材による家づくりの舞台裏を取材。同社は家づくりに対する価値観や思いを共有する川上(素材生産、乾燥・製材)と直接つながり、信頼関係を構築し、木材価格が2倍に跳ね上がるなかでも、市場価格の変動が小さい山元から安定的に木材を調達しています。ウッドショックによって注目が集まる国産材をメインに用いる家づくりのモデルケースとして、その取り組みを紹介します。
連載では、池田憲昭さんがドイツの「職業教育」事情をリポート。義務教育時からブルーカラー、ホワイトカラーの職業選択を考える機会を与える同国。幼少期から「自分が将来なりたい姿」を主体的に思考するプログラムが充実しています。本連載では木工大工を志す17歳の女性にフォーカスし、彼女がマイスターになるべく奮闘する日々を紹介します。
最新号はタブロイド・電子版で8月30日からご覧いただけます
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