6月の居住用建築の出来高は民間、公共とも増加

国土交通省は8月17日、建設総合統計（2022年6月分）を公表した。6月の出来高総計は3兆9975億円で前年同月比1.2％増。このうち民間の居住用建築の出来高総計は1兆2414億円で同0.5％増だった。

「建設総合統計」は、国内の建設活動を出来高ベースで把握することを目的とした加工統計。建築着工統計調査と建設工事受注動態統計調査から得られる工事費額を着工ベースの金額としてとらえ、工事の進捗に合わせた月次の出来高に展開し、月ごとの建設工事出来高として推計している。

6月分の民間の出来高総計は2兆5131億円（前年同月比4.6％増）、このうち建築は2兆843億円（同4.1％増）だった。

一方、公共の出来高総計は1兆4844億円（同4.1％減）。このうち建築は2991億円（同11.2％減）、居住用建築は311億円（同5.9％増）だった。