キッズデザイン協議会(東京都港区)は8月24日、子どもの安全・安心と健やかな成長発達に役立つ優れた製品・サービス・空間・活動・研究などを顕彰する「第16回キッズデザイン賞」の受賞作品214点を発表した。
今回は、コロナ禍では実測が難しいとされる調査研究の応募数が減少したが、地域社会との交流や自然とのつながりを重視した建築関連の応募が増加。SDGsを意識し、子どもの創造性や自主性をサポートする製品や空間・サービスの開発・取り組みなども多かったという。昨年新設した「BEYOND COVID-19特別賞」を継続し、子どもが持つ「生き抜く力」をサポート・強化するデザインも引き続き顕彰していく。
同協議会は、世界3大デザインアワードともいわれる「iF DESIGN AWARD」を運営する「iF International Forum Design GmbH」とパートナーシップ連携協定を締結。受賞作品を通じて、「子ども目線・子ども視点」のキッズデザインの考え方が世界で認められる契機としたいとしている。
受賞作品は、部門別に「子どもたちの安全・安心に貢献するデザイン」51点、「子どもたちの創造性と未来を拓くデザイン」97点、「子どもたちを産み育てやすいデザイン」66点。応募総数は383点だった。応募数の累計は6168点、受賞数は3653点になる。
詳細・受賞作品一覧はこちら。
各大臣賞などの優秀作品は9月21日に発表され、最優秀賞などの表彰式は9月28日に実施する予定。
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