城東テクノ(大阪市)は9月1日、タニタ(東京都板橋区)と共同開発した体組成計付き高気密型床下点検口「NORNE(ノルネ)」を発売する。フラットな床面に体組成計の機能を組み込めるのが特徴だ。城東テクノは、「収納付き床下点検口と体組成計が一体化した商品は日本初」としている。
同商品は、毎日気軽に体組成計に乗ってもらうことを目的としており、水回りやキッチンといった生活動線上への設置を想定している。そのまま乗って測定ができるので、体組成計を出し入れする煩わしさを軽減。床との凹凸を3mm以下に抑え、違和感の少ない設計になっており、掃除をする際も気にする必要がない。収納庫(別売り)を付けることで、床下収納としても使えるようになっている。また、体組成計として10項目から健康状態を確認でき、測定結果は専用のアプリと連動させることでスマートフォン上で簡単にチェックすることが可能だ。
開発にあたり、体重等のデータを正確に測るため床下点検口がゆがまないよう、従来よりも強い構造になっており、体組成計も業務用の部品を使うことで床としての耐久性を確保。新築やリフォーム時の導入を見込んでいる。
【製品情報】
オープン価格
床開口寸法:606mm×606mm▽寸法:約 幅302mm×高さ44mm×奥行386mm▽設置方法:RD-60S専用の城東テクノ社高気密型床下点検口蓋▽計測項目:体重、体脂肪率、筋肉量、筋質点数、内臓脂肪レベル、推定骨量、基礎代謝量、体内年齢、体水分率、BMI(計10項目)
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