不動産経済研究所(東京都新宿区)は8月22日、7月の「首都圏新築分譲マンション市場動向」を発表した。東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県の1都3県の発売戸数は2268戸で、対前年同月比16.2%増。埼玉県が106%増と大幅に増加した。初月契約率は前年同月比7.6ポイント減の60.7%で、2カ月連続の60%台となった。戸当り平均価格は6379万円で前年同月比119万円(1.8%)減と3カ月ぶりにダウン。1m2当り単価は96.2万円で前年同月比2.2万円(2.2%)減となり、2カ月ぶりのダウンとなった。
地域別平均価格は、東京23区が13.2%減の7217万円、m2単価は12.7%減の112.5万円だった。千葉県はm2単価が4.8%減の63.3万円。それ以外の平均価格・m2単価は、いずれもプラスとなった。
フラット35登録物件戸数は2098戸で全体の92.5%を占めた。8月の発売戸数は1500戸程度の見込み。
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