大阪電気通信大学(大阪府寝屋川市)の工学部建築学科は、高校生・高専生を対象とした京町家の利活用の提案に関するコンペ「町家デザインコンペ2022」を開催する。募集期間は9月22日まで。
同学科は市民・地域・関係団体・企業と連携して、町家や空き家等の利活用を図る取り組みを進めており、同コンペはその一環として開催。町家等に対する意識を高め、魅力的な地域資源になりうること伝えるとともに、SDGsの達成に貢献する。
今回の課題テーマは「これからの町家利活用」。京都市中京区三条通の「京町家ににぎ」を題材に、地域の交流施設や活動拠点、地域活性化につながる商業施設など、自由な利活用アイデアを募集。さまざまな分野でオンライン化が進んでいる今、人と人との繋がりをどう築いていくか、地域交流のスタイルはどうあるべきか、京町家の特徴を活かした提案をしてほしいとしている。審査員は、同学科の佐々木厚司教授・矢ケ崎善太郎教授・北澤誠男准教授。
応募資格は、高等学校、高等専門学校に通う生徒・学生(高等専門学校の場合は在籍3年以下)。チーム(最大3人)での参加も可能。
結果発表は9月末頃の予定。
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