大建工業(大阪市)は8月22日、福利厚生の一環として、LIFEM(東京都新宿区)が提供する働く女性の健康課題改善をサポートする法人向けフェムテックサービス「ルナルナ オフィス」において、「月経プログラム」および「妊活相談プログラム」を導入したと発表した。
同社では「月経による諸症状」および「妊活」を、生産性の低下や働き方に影響する課題と捉え、仕事との両立支援策の検討を進めていた。今回、同サービスを導入したことで、月経や妊活に悩む従業員のパフォーマンスを向上。女性従業員の健康課題の改善と、女性の体調に関する社内全体のリテラシーを高め、さらなるダイバーシティの推進に取り組んでいくとしている。
各プログラムでは、男女問わず全従業員に対して、月経・妊娠に関する情報提供を行うセミナーを実施。また、産婦人科オンライン診療システム「ルナルナ オンライン診療」を活用した月経随伴症状の改善サポートや効果検証、妊娠・不妊治療に関するオンライン相談も実施する。女性のカラダやココロに関する理解と、妊娠・不妊治療に関する知識を深め、互いを尊重する働きやすい環境づくりを推進するとしている。
フェムテックは、Female(女性)とTechnology(テクノロジー)をかけあわせた造語。女性が抱える健康の課題をテクノロジーで解決できる商品やサービスのことで、「ルナルナオフィス」では働く女性の健康課題改善から効果検証までを一気通貫でサポートする。
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