Make House(東京都港区)は8月16日、全国の工務店向けに屋久島の天然木を使用した注文住宅商品「Tree box」を販売開始した。集客ツール、営業ツール、実施設計図書一式、耐震等級3の構造計算書、省エネ計算、参考積算書、標準工程表、プラン集などをパッケージ化した商品で、工務店は自社の家づくりにすぐに落とし込むことができる。
「外壁に屋久島の天然木を使用した、経年美化する家」をコンセプトに、美しい街並みをつくる天然木の外壁を採用し、他社との差別化を図った。断熱材と組み合わせることで準防火地域でも防火認定をクリアし、コストを抑えて木の外壁を実現した。油分を多く含んだ屋久島の杉は、屋根材にも使われるほど耐久性があり、無塗装でも木本来の姿であるシルバー色への経年美化を楽しめるという。
内装材にも屋久杉を採用した。リラックス効果の高い杉の香りが特徴。UA値0.43、本体価格は2900万円(税込み)から。資材高騰が続くなか、「高付加価値で競争力がある商品」として工務店への提案を行っていく。
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