住友林業(東京都千代田区)は8月5日、タイ・バンコク中心部に高級分譲マンション「HYDE Heritage Thonglor(ハイド ヘリテージ トンロー)」を竣工したと発表した。
現地大手ディベロッパー「Property Perfect PCL」とその傘下の「Grande Asset Hotels & Property PCL社」と共同開発した分譲マンションで、現地企業2社が設計監修、工事監理を、住友林業が設計・緑化の提案、工事監理の支援を行った。同社がタイで不動産開発を手掛けるのは今回が初。
地上45階・地下2階建て、総戸数311戸の同物件は、富裕層や駐在員が多く居住する高級住宅街のトンロー地区に位置し、駅徒歩5分と利便性が高い。地上40階の360度ビューのスカイプール、ジム、ヨガルームなど28の共用施設や、コンシェルジュサービスにより、ホテルのようなラグジュアリーで快適な生活を送ることができる。同社の設計提案により、各居室は高級感のあるデザインと生活動線など機能性を追求した間取りを実現した。また、熊谷組(東京都新宿区)が施工品質向上に協力。敷地内に住民向けのEV充電器を30台導入、樹木100本以上を植えるなど環境へも配慮した。
敷地面積4072m2、延床面積約3万9000m2。販売価格は4900万円台から。物件ホームページこちら。
2019年1月に着工、2022年7月に引渡開始。7月には竣工式を開催した。
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