マーケティング会社のCyberCasting&PR(東京都渋谷区)が行った調査の結果によると、約8割の人が自宅での発電に興味を持っているという。
この調査は、全国の男女計1032人に対してエネルギー意識に関する意識を調べたもので、電力供給を既存の電力会社に頼らず、自宅で発電することについて聞いたところ、「興味はあるけれど現在利用していない」という人が72.9%、すでに利用している人を含めると約80%の人が興味を示しているという[下グラフ]。
また、原発事故以来、環境や人体への影響に不安を感じている人が約70%、電気料金の値上げなど経済的な負担への不満を感じている人は50%強おり、電力会社によるこれまでの電力供給システムへの依存に不安を感じる人は70%以上だった。
今後のエネルギー政策については、86%以上が現状より原発比率を下げて、再生可能エネルギーやコージェネなどの分散型発電へ移行することを支持しているという。
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