三井不動産レジデンシャル(東京都中央区)と東芝(東京都港区)は、経済産業省の「平成24年度次世代エネルギー・社会システム実証事業」において、建売分譲のファインコート大倉山マスターズヒル(神奈川県横浜市)が、戸建て住宅におけるHEMSの実証対象として採択されたと発表した。
実証計画では、HEMSで家庭内エネルギーの最適化を図るほか、東芝が開発する地域全体のEMS(CEMS)とHEMSとを連携させることで地域全体のエネルギー利用の最適化を目指す。具体的には全33住戸内に電力使用量などをリアルタイムで確認できるエネルギー表示機やエアコン(各戸3台を予定)を設置し、CEMSから発信される省エネへの協力依頼に応じて自動制御(デマンドレスポンス)を行う。
実証期間は、入居開始の今年12月から2014年度まで。
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