工務店・住宅業界のキーパーソンたちは、今の厳しい市場をどのように見つめ、それを乗り越えていくためにどのようなシナリオを描いているのか。
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工務店経営者や住宅産業の各分野の専門家、経営コンサルタント、評論家など、さまざまな立場の方に4つの質問をぶつけ、回答・提言してもらった。自社の置かれている環境と照らし合わせながら多角的に読み解くことで、危機突破のヒントが見えてくるはずだ。
Q1.いま住宅業界が直面する危機とは?
A.
受注の最前線である商談現場の状況がいよいよ悪化してきている。これまで営業力を重視してこなかった工務店は、コロナ以降急速に成約数が先細り、受注率の低い営業活動が恒常化している。売る技術を持たない工務店が、生産性の低い営業活動により受注力が低下してきていることに危機感を感じている。
Q2.危機に対し、すぐにやるべきことは?
A.
端的に言うと、住宅営業の受注力(コンバット・パワー)をある程度の水準までは高めるべき。4Pや4Cなどマーケティング戦略の反作用により、住宅営業の受注力が極端に低い状態。仮に集客力が半減したとしても、受注力を倍増させれば成約数を維持できる……
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