工務店・住宅業界のキーパーソンたちは、今の厳しい市場をどのように見つめ、それを乗り越えていくためにどのようなシナリオを描いているのか。
工務店経営者や住宅産業の各分野の専門家、経営コンサルタント、評論家など、さまざまな立場の方に4つの質問をぶつけ、回答・提言してもらった。自社の置かれている環境と照らし合わせながら多角的に読み解くことで、危機突破のヒントが見えてくるはずだ。
Q1.いま住宅業界が直面する危機とは?
A.
1997 年以来マーケットがシュリンクし続けていることにある。25 年間で半減となり、今後さらに縮小するマーケットの中、インフレが進み、コスト上昇による利益圧縮が懸念される。工務店は高付加価値住宅・販売価格上昇か、規模拡大・IT 活用による効率化が求められる時代となった。
Q2.危機に対し、すぐにやるべきことは?
A.
省エネ義務化、構造計算など過去存在しなかった確認申請への対応が工務店に求められるようになった。また、木造化推進法を受け非住宅木造へのマーケットチェンジや、生産体制、商品、サプライチェーンなど従来の当たり前も変わることを認め、自社や個人が役割の変化にも対応すべき時ではないか……
続きは「工務店のための危機突破読本2022」
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