6月首都圏中古マンション平均3766万円　上昇傾向続く

不動産情報サービスのアットホーム（東京都大田区）は7月28日、同社の不動産情報ネットワークで消費者向けに登録・公開された首都圏中古マンションの6月の価格動向を発表した。

首都圏全体の1戸あたりの平均価格は3766万円で、前月比0.9％上昇。5エリアで上昇率が1.0％以上となっている。8エリア全てで12カ月連続前年同月超えとなり、2021年7月以降の最高額を更新。上昇傾向が継続している。

エリア別では、さいたま市と埼玉県他が12カ月連続で最高額を更新。さいたま市では、ファミリー向けの全ての築年帯で前年同月比10％超えとなるなど、前年同月比が21.5％増と大幅に上昇した。平均価格指数は、埼玉県（さいたま市／他）が前年差約20ポイントの130超えとなっている。