大建工業(大阪府大阪市)は7月31日、建材メーカーとしては初めて日本政策投資銀行(=DBJ)の「DBJ BCM格付」において最高ランクの格付けを取得した。これにより、最優遇金利での融資を受けることができるようになるため、調達した資金を活用して主要工場の耐震補強や非常用発電機の追加設置など、さらなる事業継続マネジメント(=BCM)に取り組むとする。
この格付け融資は、DBJが開発した独自の評価システムにより防災および事業継続への取り組みが優れた企業を評価・選定し、その評価に応じて融資条件を設定するという「BCM格付」の手法を導入した世界初の融資メニュー。同社は「グループ全体でのBCMシステム体系の整備」「有事の際の代替生産体制等の確立」が高い水準にあると評価された。
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