タカショー(和歌山県海南市)は7月27日、同社が設立した完全子会社GLD-LAB.(ジー・エル・ディー・ラボ/ガーデンライフスタイルデザイン研究所、鳥取市)の事業を開始したと発表した。
GLD-LAB.は、AR/VR/MRなどXR・メタバース技術を活用した4D空間デザイン事業や4D空間XRシミュレーション事業、ソフトウェア・アプリ開発事業などを展開していく。3D&4D制作したガーデン&エクステリア、建築・ランドスケープのデザインのほか、インテリア・家具・小物などのパーツ作成サポートや家と庭・街並みの季節・生活の変化を表現した4D空間デザインも実施。顧客へのオンライン提案などに適したサービスを提供する。
具体的な提供コンテンツは、住宅会社向け外構提案サポート・サービス「GLD-LAB.デザインネットワーク」、家と庭のトータル外構プラン検索サイト「そとサポ」、家と庭の4DCGムービー制作サービス、家と庭の一体提案CADシステム「ウォークインホーム+EX2.0」、ホーム&ガーデン空間体感型VRリモート提案システム、WebARプラットフォームの提供と3Dデータの制作など。
今後は、最新デジタル技術によるガーデンシュミレーションアプリの開発や、顧客の趣味趣向に合わせたガーデンライフスタイルの提案のほか、タカショーグループの開発・デザイン知識を活かした庭空間パッケージの4K動画制作なども行い、これからの時代のニーズに合わせた提案ツールとサービスを提供する。
また、2021年設立のタカショーグループ海外子会社でソフト工場の「TAKASHOGARDEN LIFE DESIGN LAB PHIL. Corp(タカショー ガーデン ライフ デザイン ラボ フィリピン)」とも連携し、急速に変化する時代に対応できるようグローバルでスピーディーに新しい顧客体験を提供していく。
新会社は、7月28日・29日開催の「第19回 タカショーガーデン&エクステリアフェア2022(TGEF2022)」(東京流通センター)、10月26日~28日開催の「第1回 メタバース総合展」(幕張メッセ)に出展予定。
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