ナイス(横浜市)は7月25日、同社が提供するナイスサポートシステムにて、工務店・ビルダーのZEHへの取り組みを一気通貫でサポートする新メニュー「スマとく」の提供を開始した。
ナイスサポートシステムは、集客活動から商談、契約、設計、アフターサービスまで、工務店・ビルダーの住まいづくりに関するあらゆる業務をサポートするサービス。新たに提供する「スマとく」では、ZEH普及に向けて、エネルギー商材を含む建築資材をトータルに提案する。事前に断熱材・住宅設備機器の仕様を登録する必要があり、「ナイスZEH」「G2」「G3」の各パッケージ仕様から選択する場合や、自社標準仕様をそのまま登録する場合は無料。ZEH仕様や断熱仕様について個別に相談して登録する場合は有料となる。
登録後は必要に応じて、住宅購入後のトータルコストを仕様別に比較できる「光熱費・ローンシミュレーション」や、外皮や一次エネルギー消費量などの省エネ計算、長期優良住宅やBELSなど各種申請代行といった各種サポートメニューを利用可能。ZEHに関して一気通貫でサポートする。
6月に改正建築物省エネ法が成立し、今後、工務店やビルダーにおいてもZEH水準の家づくりへの対応が求められている。同社は、高性能な家づくりのサポートを通じて、脱炭素社会の実現に貢献するとしている。
住宅ビジネスに関する情報は「新建ハウジング」で。試読・購読の申し込みはこちら。