ケイアイスター不動産(埼玉県本庄市)のグループ会社DRC TECH Holdings(DRCテックホールディングス、東京都品川区)は、建築・不動産領域におけるDXソリューションとIoT領域のコンサルティング事業を7月から本格開始した。
これに伴い、コムテックス(富山県高岡市)が提供する「Kizuku(キズク)」を同社グループが独自にカスタマイズした建築現場の生産性向上アプリ「KIzuku PRO(キズク プロ)」の一般販売を開始する。注文住宅向けだった「Kizuku」を分譲住宅でも適用可能にしたもので、導入後、同社の建築生産性は30%向上したという。
同社は、不動産×テクノロジーの取り組みを発展、強固なものとするため2021年4月に設立。不動産・建築テックおよびIoT関連技術・製品の研究開発、社外への展開ができるよう体制を整えてきた。
今後、KIzuku PROの販売だけでなく、同社グループ会社が展開する規格型平屋注文住宅「IKI(イキ)」のデジタルマーケティングや独自のモデルハウス無人内覧システム、施設・農業・製造業・建設業向けのIoTソリューション開発とコンサルティングで培ったソリューションを社外へも積極的に外販していく。
同社の事業開始を記念して、コムテックスとの共催で、7月28日に建築業界向けのDXセミナーをオンライン開催する。同社代表取締役CEOの細谷竜一氏と、同取締役CTOの天辰健一氏が、業界の最新DX施策から成功事例を元にすぐに取り組めるDXツールを紹介する。参加費無料。申し込みはこちらから。
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