工務店・住宅業界のキーパーソンたちは、今の厳しい市場をどのように見つめ、それを乗り越えていくためにどのようなシナリオを描いているのか。
工務店経営者や住宅産業の各分野の専門家、経営コンサルタント、評論家など、さまざまな立場の方に4つの質問をぶつけ、回答・提言してもらった。自社の置かれている環境と照らし合わせながら多角的に読み解くことで、危機突破のヒントが見えてくるはずだ。
Q1.いま住宅業界が直面する危機とは?
A.
原価高騰による関係各社の経営存続危機。元請け会社のみではなく、資材を供給するサプライチェーン全体および職人も含めて売価に転嫁できない、できていない会社が多いのが現状ではないか。協力業者会など一致団結する必要がある危機的状況の今だが、積み上げてきた信頼に亀裂が入る可能性を懸念している。
Q2.危機に対し、すぐにやるべきことは?
A.
簡単ではないことは承知しているが、この先を想定した販売価格の設定と資材高騰による契約済み物件の値上げ。それと同時にサプライチェーン全体の無駄の改善のために、協力業者とお互いウィンウィンになるための話し合いを行い、資材価格高騰への対策だけでなく……
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